2020.11.20

子供も大人もワクワクする兵庫県のゲストハウスを目指して

元々田舎が得意な里山ブリコラージュという思想

山間部の小学校跡をリノベし、
未来を創るビジネスを多角的に企画・推進する!(第4回/全10回)

今回は、我々がこのゲストハウスのコンセプト作りを行ううえで、もっとも大事な思想をお伝えします。
それが、「ブリコラージュ」という思想です。

ブリコラージュ(Bricolage)は、「寄せ集めて自分で作る」「ものを自分で修繕する」こと。
ブリコラージュは、理論や設計図に基づいて物を作る「設計」とは対照的なもので、その場で手に入るものを寄せ集め、それらを部品として何が作れるか試行錯誤しながら、最終的に新しい物を作ること。

これは、本来、都会に住んでいる人よりも、田舎にずっと住んでいる人の方が得なこと。。

古いモノ、道具を大事に使い、使えなくなったからと言ってすぐに捨てるのでなく、
少し手直ししてまた新たに使うことだったり、

●自然の中ににあるモノ
●その土地に本来からあるモノ

をうまく利用して新しい価値を生み出していく事!
リサイクルと言うよりかは、アップサイクルを目指していくこと!!

【リサイクル】
要らなくなったモノや製品を一度資源に変えて、それを原料として新たに製品を作ること。
たとえば、ペットボトルを原材料として繊維にしてそこから衣類を作ったり、古紙からトイレットペーパーを作ったりするのがリサイクル

【アップサイクル】
要らなくなった物の特性はそののまま残しつつ、手を加えて違うモノに作り変えること。そもままでは価値がないと思われるモノに対して、手を加えることで、新たな価値を生み出すこと。

我々がこのゲストハウス繁盛校で、やりたい事・大切にしていることは、

●兵庫県にあるモノ
●宍粟市や繁盛地区にあるモノ
●そのままでは価値がないと思われているモノ

それらを見つけて、集めてきて、手を加えて「新たに価値」を生み出させる。
それが、人を楽しませたり、役にたったり、ビジネスになったり・・・

そんな「里山ブリコラージュ」。

子供も大人もワクワクする、ゲストハウスを目指しています。

宍粟市内の要らないモノを集めてブリコラージュ!

ゲストハウスを作るには、なんせお金がかかる・・
しかも、この学校の規模でやろうとすると、そろえる設備や家具類もたくさん必要。。

限られた予算でやるには、「とにかく、タダで拾ってきてブリコラージュ!」
そんな訳で、先ずは宍粟市、繁盛地区から廃品、要らなくなったものを1年がかりで集めました(笑)

・レストランの家具は廃校になった小学校の机
・要らなくなった電工ロール
・廃業になった旅館からの厨房設備

まあ、今のところ、ブリコラージュというよりかは、とりあえず集めてきたに近いけど(笑)
小学校で使われたいたモノを使いながら、新しい価値を生み出す!
まだまだ、これから手を加えていきますよ!

水質浄化ボート(ホテイアオイ・セリ)

ゲストハウス繁盛校には池があります。

元々は井戸水が循環していたらしいが、今はその井戸の配管は使われてない・・
なので、廃校になって放って置かれた池は底が見えなく濁っていた。

そこに、不要になった、ペットボトルとセリ・鹿沼土で作った自家製の水質浄化ボートを投入!
さらに、ホテイアオイを投入!!

待つこと、約半年。
ホテイアオイも自然分蘖(ぶんけつ)で増加し、池の底が見えるくらいに水か綺麗になった(笑)

ろ過装置を電力で動かすと電気代がかかる。
自然の循環を利用すると「0円で水質が綺麗になる」

まさに、ブリコラージュ!

ゆくゆくは、メダカの養殖をして収益化までこぎつけようと企み中(笑)

子供は喜ぶこと間違いなし!廃品での昆虫標本づくり

兵庫県で子供も大人もワクワクする、ゲストハウス作りには、まさに師匠と呼べる方がいる。
富山県で築80年の古民家をセルフリノベーションした、「富山ゲストハウス京町の宿」を経営されてる名児耶さん。

https://kyomachinoyado.com/
富山県高岡市京町5丁目5-3

10月に繁盛に遊びに来てくれて、面白いブリコラージュネタを持って来てくれました。

それが、これ↓

はい、どう見たって本物の昆虫たちにしか見えません。

ですが、その正体は・・・・

廃品から作ったもの
これぞ、ブリコラージュの匠。

これから、師匠に色々教わりながら、ゲストハウス繁盛校でも、夏休み期間の子供イベントとかで「廃品からつくる昆虫標本づくり」とか開催していく予定です。

家族で宿泊しながら、昆虫標本づくりに没頭するとか子供が喜ぶの間違いないし!

んっ、子供達は、本物の昆虫を外に取りに行って、お父さんが制作に没頭しているかもしれませんね(笑)
まっ、それはそれで大人も楽しめるということで良しとしましょ。。

神戸でも開催!外国人もハマるひょうたんランプづくり!

我々がつくるゲストハウスは、外国人の方々に是非来てほしいと思ってます。

自然体験イベントの時は、姫路からチャーターバスを運行させる予定ですが、毎週運行とはいきません。

●姫路から近いゲストハウス、
●兵庫県のゲストハウス、
●竹田城にも近いゲストハウス、

として、外国人の方たちに
知ってもらうため、神戸でもワークショップを開催していきます。

その先駆けとなったのが、神戸市生涯学習センター(コミスタ神戸)で実施した、ゲストハウス繁盛校の、里山レストランの照明に使う「20個を超えるひょうたんランプ作成」
神戸大学の学生や、日本で仕事をしてる外国人の方々と一緒に、繁盛のひょうたんを使った、ワークショップを実施しました(2020/11/15)

今回はアジア系の方が多かったですが、とても個性的な各国の特色あるデザインのひょうたんランプができそうす(^^)/
仕上げは、私、石本が頑張って内職して、ひょうたんランプ照明になるまで仕上げていきますよ!

外国人の方々にとっても瓢箪を触ることは初めての経験。
来年の春にゲストハウスOPENしますよと伝えると皆さん、繁盛き行きたい!と言ってくれました(笑)

皆さんが作った作品が、
●ゲストハウスでちゃんと活かされる仕組みづくり
●是非、繁盛に行ってみたいと思ってもらう仕組みづくり

この活動は、色々広めていこうと考えています。

「おもしろき、繁盛をもっとおもしろく」このスローガンを掲げて・・・・

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